コスパ抜群?寝る前に一杯の白湯(さゆ)だけでうれしい美容効果
白湯(さゆ)は美容や健康に様々な効果があると言われています。モデルや健康に気をつけている方が飲んでいることも多く、健康法のひとつとして現在注目を集めています。
人間の体内の60%以上は水分でできてます。なので、水分の摂り方や摂取量はダイレクトに体調にもに響きます。
白湯(さゆ)は美容や健康に様々な効果があると言われています。モデルや健康に気をつけている方が飲んでいることも多く、健康法のひとつとして現在注目を集めています。
「効率的で安く美容と健康方法が知りたい!」
「仕事中に水分があまり取れない…」
「お白湯だと飽きてしまいそう。」
是非この記事の内容を参考し、白湯の飲み方や飲む時間帯を押さえて、これからの乾燥や体調を崩しやすい季節を乗り切りましょう。
白湯は「さゆ・しらゆ」と読み、中華料理の「白湯(パイタン)」と全く同じ漢字ですがが、まったく違うものです!
簡単に説明すると、白湯とは水道水やミネラルウォーターを沸騰(100℃以上)させた後、適温(約60~70度)まで冷ましたものです。
厚生労働省によると、成人が1日に必要とする水分量は約2.5Lです。もう少し細かくいうと、必要水分量は年齢や体重で異なります。
水分量以外にも、美容、健康において注目すべきポイントは「温度」です。
白湯とお湯は同じものでは?と思う方もいると思いますが、白湯とお湯の違いは、
- 白湯:沸騰したお湯を冷ましたもの
- お湯:沸騰まではしない熱湯
このように白湯やお湯は違いがあるので、沸騰していないお湯を白湯として飲んでいた方は、この機会に正しい白湯を作って飲みましょう。
冷え性は冬に限るものではありません。夏のエアコンや冷たいものの食べ過ぎなどで、夏でも冷え性になる女性は多数います。
白湯で体内から温まると、循環している血液も温まり、血液の流れが促進されます。そして温かい血液が全身に巡り、体温が上がって冷え性の改善にも役立ちます。
体内で腸内酵素が働きやすい体の深部体温は37.2℃前後と言われてます。深部体温が高くなると血液の循環が促進され老廃物の排出がしやすくなります。
白湯が内臓を温めることにより腸の動きが良くなり、消化する力も高まって便秘解消が期待できます。
肩こりや腰痛の原因は様々ですが、根本的には血液循環の悪さと思われます。白湯は血流を良くする効果にも繋がりますので、半身浴も合わせて、肩こりや腰痛の改善が期待できます。
白湯を飲むと体内の血管や血液も温められて代謝が上がり、血流がよくなります。その結果、体内に溜まった老廃物や毒素が排出しやすくなるので、肌トラブルの改善をし、美肌に導いてくれるでしょう。
内臓温度が1℃あがると基礎代謝も約10~12%上昇して脂肪燃焼率がよくなります。白湯を飲むと内臓の温度が上昇するので、胃腸の働きも良くなります。基礎代謝が向上すると脂肪やカロリーが燃焼されダイエットにもつながり、痩せやすい体質を作ることができます。
夜寝る前に白湯を飲んで体が温まることで、副交感神経が優勢になると心身のリラックス効果も期待できます。白湯一杯での水分補給により、落ち着いて眠りにつきやすくなるため、寝つきが悪いときや疲れを感じるときにもおすすめです。
白湯で体を温める効果を求める場合、就寝する約30分前に飲むことで効果がより強く発揮されるでしょう。なぜ30分前なのかというと、就寝直前に白湯を飲むと、布団に入ってから尿意を覚えることがあるからです。
そうなると夜中に目が覚めてしまい、睡眠の質が低下してしまうので逆効果になります。白湯を飲んでから30分以内に用を足し、ベッドに就くようにしましょう。
白湯を飲む時間と就寝の時間が開きすぎると、白湯によって上昇した体温がもとに戻ってしまい、白湯本来の効果が発揮されなくなります。
飲む量はコップ1杯程度(約200ml)が一番理想です。
寝起きは、一日のなかで体温がもっとも低い時間帯です。体だけではなく胃腸が冷えているので、白湯を飲むことで内臓が温まることで、体も少しつづ自然に起こされます。
朝食の約30分前くらいまでに白湯をゆっくり飲むと胃腸の消化機能も活発になり、胃の負担を減らしたり、消化を助けたりすることができます。
食事が終わってすぐに白湯を飲むと、消化の妨げとなってしまい消化器官に負担を掛けてしまう恐れがあります。
食後、胃が落ち着いた状態で白湯を飲むと消化の働きを促してくれるので、最低でも30分経ってから飲むようにすることがポイントです。食後しばらく経って胃腸が落ち着いた状態で白湯を飲むことにしましょう!
キッチン家電を持ってない方に、ヤカンやお鍋を使ってカンタンに白湯を作る方法を紹介します。
- ステップ① ヤカンか鍋に必要な量の水道水やミネラルウォーターを入れる。
- ステップ② 蓋があれば、蓋をして火にかける。
- ステップ③ 沸騰したら蓋を取って、10~15分ほど沸かし続ける。
- ステップ④ 火を止めて適温まで置いとけば完成。
特に水道水を使う場合は、10~15分間沸騰させ続けることが重要です。
理由としては、水に含まれる塩素を取り除いて殺菌するためですが、その際に蒸発してしまうことも含めて、多めに汲んでお水を沸かすようにすることがポイントです。
水分が身体に一番吸収されやすいと言われる、50℃前後の適温に冷めるまででOKです。
浄水器などを通して塩素を除去した水、もしくは市販のミネラルウォーターを電気ポットに入れて沸かすだけです。
また、せっかく作った白湯、冬は冷めやすいので、保温ポットやボトルに入れると、飲みたいときにいつでも暖かい状態で飲めるのでおすすめです。
塩素を除去した水やミネラルウォーターを電子レンジ加熱可能な容器、もしくはマグカップに入れて、ラップをしないで600Wで1分30秒前後で簡単に作れます。
電子レンジでは液体を温めた時に、突沸という現象が起きてしまい、白湯が周囲に飛び散ってやけどをしてしまう可能性もありますので、使用する際には注意してください!
もし自宅や職場にウォーターサーバーがある場合、温水と冷水を混ぜるだけで、40~70℃くらいの白湯をカンタンに作れます。
白湯は無味無臭な点が特徴の飲み物ですので、アレンジを加えることで風味を感じられるようになり、白湯のある生活をより楽しむことができます。
ほのかな甘みや風味で、白湯の飲みにくさを改善できますので、普段お水の摂取が少ない方は、是非こちらで紹介するアレンジレシピから試してみてくださいね。
準備するものは、白湯200mlと新鮮のレモンや市販のレモン汁でOKです!
新鮮なレモンを使用する場合、キレイに洗ったレモンや無農薬のレモンを皮を下にして絞る、もしくは果汁のみを白湯に入れても大丈夫です。
レモンが含まれるビタミンCやクエン酸は、栄養の補充や疲労回復効果が期待できる点が特徴ですが、レモン果汁は胃腸に刺激を与えやすいので、あまり摂取しすぎると胃腸が弱ってしまいますので、お好みの量で調整していくのがおすすめです。
身体の芯から温めたいときにおすすめなのが「生姜湯」です。料理や飲み物など、幅広く使われてる食材でもあり、寒い季節に欠かせない食材です。
お湯から生姜湯を作る場合、沸かすときに皮ごと切ったスライスを2~3枚入れるだけでOKです!ジンジャーパウダーや生姜のチューブなどで作る場合は、1杯分の白湯に、小さじ1程度を目安に試してみてください。
気持ちを切り替えたい、リフレッシュしたいときには「ミント湯」がおすすめです。
気分転換したいときにガムを噛むと同じように、ミントのスッキリとした香りは、緊張や不安で高ぶった神経を鎮めリラックスできたり、ストレスを緩和する効果もあるのだそうです。
作り方もとても簡単で、コップにミントの葉を好みに応じて入れて、白湯を注ぐだけで完成です!葉を少し揉んだりちぎったりしてから白湯を入れることで風味がさらに広がりますので、仕事中や寝る前にもピッタリです!
少しだけ甘いものがほしい…!と思う時に、おすすめのアレンジは「はちみつ白湯」です。カップ1杯の白湯に対して小さじ~大さじ1杯を加え、寝る前にぽかぽかで甘い気持ちになれます♪
はちみつにはブドウ糖が含まれており、抗菌作用や美肌効果だけではなく、脳の活性化にもよい影響を与えると言われています。
その他、アレンジを試したいと思う方はぜひ、白湯に合いそうなレシピを作ってみてくださいね!
いかがでしょうか?
身近で毎日簡単に作ることができる白湯ですが、女性にとってうれしい効果がたくさんあることがわかってもらえたでしょうか。暮らしの中で白湯を上手に取り入れれば、生活のリズムを整えることができ、健康にも、美容にも良い効果に繋がります。
この記事を参考にして、ぜひ、白湯のある健康生活を取り入れてみてくださいね!
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