健康保険証の発行に遅延 最大4日 年明けになる恐れも 年金機構

村井隼人
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 日本年金機構は23日、システム不具合の影響で、全国健康保険協会協会けんぽ)の健康保険証の発行に遅れが出ていると発表した。不具合は解消されたが、紙による届け出では、保険証の発送が年明けになる可能性があるという。遅延の影響人数は確認中。

 遅延は今月16日から23日ごろまでの届け出分で発生。通常より最大4日間の遅れが出ているという。電子申請ではなく、紙の場合、さらに遅れる恐れがある。機構は保険証の発送が年明けになる可能性もあるため、年末年始に必要な場合は年金事務所で保険証の代替となる「資格証明書」の発行を呼びかけている。窓口は28日まで対応しているという。

 中小企業など協会けんぽに加入する事業所の場合、年金と健康保険への加入手続きは日本年金機構が行っている。機構での手続きが完了し次第、協会けんぽが保険証を発行している。(村井隼人)

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