「かかりつけ医を」10万60歳のデーモン閣下が語る長生きの秘訣

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山崎毅朗
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 ロックバンド「聖飢魔Ⅱ」のボーカルで、悪魔で10万60歳というデーモン閣下がこのほど、福岡県庁を訪れた。知事と面会し、福岡県征服を宣言するかと思いきや、「かかりつけ医」を持つことの大切さを訴えた。

 閣下が大使を務める厚生労働省の啓発プロジェクト「上手な医療のかかり方」の一環。大きな医療機関でいきなり受診するのではなく、まずは健康状態について相談できる身近なかかりつけ医を持つことを勧めている。これは、大きな医療機関での医師の長時間労働といった負担の軽減を図る狙いがある。

 閣下は「かかりつけ医というクッションを挟むことで、これまでかかった病気などを踏まえて専門の医師で調べた方がいいかを助言してくれる。医師の長時間労働が緩和されれば、安全な診療や国民の健康につながる」と説明した。

ライブ翌日に来訪 「こんななりをして国のために……」とぼやきも

 閣下は10年以上にわたり、広島県でがん検診を呼びかける啓発キャラクターも務めている。こうした活動をふまえ、発信力に期待した厚労省が2019年に大使に任命した。

 閣下は「医療現場の切迫した生の声を聞き、自分自身が勉強になっている」と語った。

 一方で「こんななりをして国…

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