「出たきり老人」 毎朝のラジオ体操、100歳女性が通算1千回達成
滝川直広
京都府福知山市の中心部で土日を除いて毎朝ラジオ体操を続けるグループがある。「上紺屋(かみこや)ラジオ体操部」。メンバーの一人が今年1月に100歳を迎えた四方(しかた)美代子さん。3月3日、体操参加が通算1千回に達した。自らを「出たきり老人」と笑う四方さんは「この町内、みんなよい人ばかり」と感謝する。
体操は毎朝7時10分から。3日も録音が流れて体操が始まった。参加者は12人。移動時は歩行補助器を使う四方さんも、体操の時はしっかり立っている。さすがにジャンプは控えているが、ほかはしっかりこなしている。
第1と第2、合わせて6~7分。終了後は1千回を祝って、体操部の発起人で上紺屋自治会長を務める森下修次さん(67)からお手製の記念品を贈られた。ひな祭りの日なので、四方さんは参加者にひなあられとキャンディーなどの詰め合わせを贈った。
四方さんが生まれたのは19…