新型コロナウイルスの感染者の療養期間をめぐり、厚生労働省は14日、感染症法上の5類に移行する5月8日以降、「発症翌日から5日間」は外出を控えることを推奨すると発表した。現在の「発症翌日から7日間」から短縮する。

　5類移行後、外出は個人の判断に委ねられるため、厚労省は個人や事業者の判断の参考として療養についての考え方を示した。

　発症翌日から5日目も症状が続けば、軽快から24時間後までは外出を控えて様子を見ることを推奨する。また、発症翌日から10日間は引き続きマスク着用などの配慮を呼びかける。

　同居する家族が感染した場合については、家族の発症翌日から5日間は体調に注意し、7日目までは発症の可能性があるのでマスク着用などの配慮をするよう求める。

　国立感染症研究所のデータに…