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　ペットの犬用サプリメントで、犬の白内障が治る効果が得られるかのように宣伝したのは景品表示法違反（優良誤認）にあたるとして、消費者庁は14日、同サプリを販売する「バウムクーヘン」（福岡市中央区）に再発防止などを求める措置命令を出した。同庁が動物の疾病への効能に関する商品について命令を出すのは初めて。

　同庁と公正取引委員会の調査によると、同社は2019年1月から愛犬用サプリメント「アイズワン」を1袋約2200円で販売。自社サイトなどで、目の周りにキラキラした光の加工を施した犬の画像と共に「クリアで綺麗な　透き通った気分に！」などと宣伝する広告を表示していた。漫画を使って利用者の感想を紹介したり、女性芸能人が利用していることを強調したりする表記もあった。

　消費者庁がこうした表示の裏付けとなる資料の提出を求めたところ、同社は資料を提出したが、「表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものとは認められない」とされた。

　また、同社サイト上では、同…