立命館アジア太平洋大の出口治明学長が今年末退任へ 4月から療養中

村上伸一
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 立命館アジア太平洋大(APU、大分県別府市)は21日、出口治明学長(75)が今年末に任期満了で退任し、公募によって副学長の米山裕氏(64)が次期学長に就任すると発表した。

 この日の学校法人立命館の理事会で決まった。

 ライフネット生命保険創業者の出口氏は、2018年1月にAPU学長に就任した。21年に脳出血で入院したが、リハビリを経て復帰。今年4月末から再び療養に入り、米山氏が学長代行を務めていた。

 出口氏は21日、「僕に残された任期は半年ですが、次期学長を中心としたAPUのさらなる発展のために、しっかりとした礎を残せるよう、最大限がんばります」とコメントした。

 米山氏の学長任期は来年1月から3年間。「躍動するAPUを学生、職員、教員とつくっていきます。別府の地にAPUがあって良かったと思っていただけるような大学づくりに努めます」とのコメントを出した。(村上伸一)

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