マイナ保険証、医療機関の窓口負担割合の登録でも誤り 千葉市で判明

有料記事

中村靖三郎
[PR]

 マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」をめぐり、患者が医療機関の窓口で支払う費用の負担割合が誤って登録されるミスが千葉市で見つかった。医療団体の調査では同様のトラブルが千葉県内の50施設であったとしており、他の自治体にも広がっている可能性がある。

 同市によると、ミスは今年6月、国民健康保険の70歳の加入者1人について患者負担の割合を市職員がシステムに入力する際に起きた。「3割」とすべきところを「2割」と入力。その日のうちに間違いに気づき、入力し直したが、元のデータを消去しなかったため、誤ったデータが登録された。消去が必要だったことについて、市の担当者は「システムの詳細を部署で把握していなかった」と話す。

 医療機関側が、マイナ保険証…

この記事は有料記事です。残り214文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

マイナンバー問題

マイナンバー問題

マイナンバーとひもづける公金受取口座に「家族口座」が登録されるケースが多発しています。問題を多角的にお伝えします。[もっと見る]