旅行や帰省中に子どもがケガや病気…どうしたら? 受診の目安を解説

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 子どもが突然けがをしたり、体調が悪くなったりし、受診しようか迷う――。特に、帰省先や旅先では戸惑う人が多いのでは。救急外来や医療機関を受診する目安について、佐久医療センター(長野県)の小児科医、坂本昌彦さんの話をもとにまとめました。

救急車、救急外来…それぞれの目安は

 まず、意識がなく呼びかけに応じない▽呼吸状態が不安定で止まりそう▽けいれんしている▽大量に出血していて止まらない、といった場合は119番通報し、救急車を呼びましょう。

 また、水分がとれない▽ぐったりしている▽呼吸が苦しい、のうちいずれかでもあてはまれば、救急外来を受診しましょう。

 市区町村や各地の医師会のホームページで、当番医や夜間に対応する外来を紹介していることが多いです。

 受診したほうがいか迷う場合は、「#8000」に電話をかけると、各都道府県の相談窓口に自動で転送され、看護師や医師が症状に応じた対処法、受診の目安などをアドバイスしてくれます。ただ、つながりにくいこともあります。

受診したほうがよいケースは

 ケガの場合、出血量は多くなくても、血が止まらない▽傷に刺さった破片を取り除けない▽傷の汚れが強い▽動物にかまれた、といった場合は、医療機関を探して受診します。

 高熱が出た場合でも、元気なら問題がありませんが、発熱が4~5日続く場合は受診が必要です。

 受診しようか迷ったとき、坂…

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